瀬とり | 日記 | 米の雨

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瀬とり の日記

米の雨

2024.08.24

あら、米不足とな?
原因は?去年の猛暑やインバウンド復活による米の需要増加、度重なる自然災害での家庭単位での備蓄等言われていますが、、、。
一番の原因は『またやらかしてるアホども』です。
米は唯一と言ってもいい『国内のみ』で自給自足できる農作物です。
昨今若者の米離れやインバウンドの減少等でここ数年米は余っていました。
そんでアホども『田んぼを畑に変えれば補助金出しまっせ』言うて、田んぼが減少した矢先にこの始末。
1993年、覚えていますか?『平成の米騒動』。
今回は猛暑ですが、1993年は記録的な『冷夏』と『日照不足』。
この時はホンマに国産米が消えました、タイ米とか輸入物が店頭に並びます。
この騒動でブランド米『ササニシキ』が市場からほとんど姿を消します。
寒さに弱いササニシキをやめ、品種改良によって冷害にも強い米を育てるようになります。
結果的に北海道でも米を生産出来るようになりましたね。
今でこそ米は自由化されていますが、1993年米不足当時は政府(農水省 農協)の管理の元で米は販売されていました。
西永福の電気屋さんの社長、当時自由販売してはいけない米を『困っている人のため』と、直接生産者まで出向き、米を現金買い付けして家電屋さんで米を安く売ったんですよね。
これは連日報道されていたので覚えている方もたくさんいらっしゃるでしょう。
ホンマに名物社長でした(パチンコ好き)。
今回もそうですが、1993年当時も『アホども』はやらかしています。
実は政府の備蓄米が過剰になって、備蓄量を減らした途端の米不足でした。
まぁしかし感が悪いと言うか、間が悪いと言うか、先見の目が無いと言うか、アホと言うか。
今年に関してはもう少しの辛抱?秋の新米が出たら解消されると言われています。
(温害で生産量減少の影響が出るのは米の場合は翌年です)
今度は品種改良で温害対策やな(なんじゃそれ?)。
『競馬あるある』、よく言われるその年の世相を競馬は表す。
こんなんホンマに後付けの洒落みたいなもんやけど、1993年の天皇賞を断然の一番人気馬を退け、優勝した馬の名は!『ライスシャワー』ひぇーっ!
余談ですが、アメリカ同時多発テロがあった年の有馬記念の1着と2着馬は『アメリカンボス』と『マンハッタンカフェ』ひぇーっ!ひえーっ!(2回言うたろ)恐ろしや!
だいたいレースが終わってから気付く『あるある』です。
ワシゃ競馬からは完全に足洗ったから関係ないもんねぇ。
まだ先の話ですが、10月から営業形態がガラっと変わります。
定休日が縦割りで毎週『火曜日・水曜日』になります。
やっと週に5日間営業出来るようになります、嬉し。
仕入れルートが異なるので木曜 金曜日の魚と土曜〜月曜日の魚のキャラクターが異なると思われますが、それはそれでオモローなので楽しんでください。
週に2回とは言わへん(笑)から、5日間のうち一度顔を見せていただけたら私ゃ恐悦至極でございまする。
まぁまだ先でんな、10月からでっせ。
ほな本日は?
淡路福良で揚がった『一本釣り』3Kgの本サワラ。
淡路周りで一本釣りされるサワラは日本一と言われています。
昨今、サワラは周年旨い魚と言われ、もはや春の季語ではないようです。
私個人的には『ちと早い?』と思っていたら、香川の卸の兄ちゃんが強気の押し売り(笑)『おやっさん!なに言うてますん?この淡路の釣り物は別モンでっせ』。
ほな彼を信じて骨付き半身をゲット。
焼き霜造りと『のっけ盛り』、カマは塩焼きで下側半身は幽庵焼き。
他には型の良い香川の天然真鯛、そろそろ紅葉も近いかな。
本日のタコは瀬戸内産、香川志度の讃岐ダコ。
もちろんイチから私が仕込みます。
立派な小豆島のハモはキロものの肥えたやつ。
勝浦で揚がった日戻りの本ガツオ。
長崎のヒラアジ、若干小ぶりでいつものアレまでいかへんけど、アジフライにしましょか、でも旨そうっすよ。
宇和島の化け物サザエ。
野付の大きなアオヤギ。
超お得、海鮮酢の物盛り合わせ。
瀬とり10年で『お初』女川の型の良い秋刀魚を塩焼きに、数量限定。
ほなお電話お待ちしております。
※当店は予約制となっております。 ご来店の際はお電話でご予約の程よろしくお願いいたします。 お席がご用意出来る場合は当日予約も歓迎いたします。 当日予約は21:30までにお電話くださいませ。

米の雨

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